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メアリーさんの夫



ロシア原子力潜水艦で思い出しましたが、私たち一家が1993年から3年間、カリフォルニア・サンディエゴで暮らしていた時に、大変お世話になった方にメアリーさんという人がいます。メアリーさんはUCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)のボランティアとして、私の英語の家庭教師をしてくれていました。

メアリーさんは、私のことをとても買ってくれていて、いつでもどんなときでも励まして応援してくれました。メアリーさんから否定的な言葉を聞いたことがありません。私のどんなアイデアでも、「いいんじゃない、やってみたら?」と後押ししてくれました。私のメンターでした。

メアリーさんはLa Jollaという超高級住宅地のプール付きの豪邸に住んでいました。サンディという名のメードさんが何でもしてくれていて、メアリーさんは"I don't cook." と言っていたのを思い出しました。その頃私は料理をしない主婦なんているとは思ってなかったので、この言葉はけっこう衝撃的でした。

そのメアリーさんの夫がある日突然、亡くなりました。メアリーさんの夫はUCSDの物理の教授でしたが、授業中に教壇で突然倒れて、その場で亡くなったそうです。死因は“心筋梗塞”で、”最初で最後の発作”だったそうです。

夫のお葬式に、メアリーさんはきれいなエメラルドグリーンのパンツスーツを着ていました。「夫を愛していなかった。」と告白していましたが、私は戸惑って、なんと返事していいかわからずあいまいに笑ってごまかしたのを覚えています。

そんなメアリーさんの夫が、そういえば政府の仕事でロシアの潜水艦の研究をしてるって言ってたなあ、と思い出しました。サンディエゴは大きな軍港で、アメリカ海軍の基地でした。映画『トップ・ガン』の舞台にもなったところです。ロシアの潜水艦はアメリカの空母をやっつけるために血眼になって開発されたそうですが、メアリーさんの夫はそのロシア潜水艦をやっつける研究をしていたのでしょうか・・・。原子力潜水艦クルクスのことも研究しつくしていたかもしれません。

だとすれば、ひょっとして、また例のごとく、リシン入りのミネラル・ウォーターでも飲まされたのでしょうか?当時あの人たちは冷戦を終わらせて、イスラム対キリスト教の対立軸をむりやりでっち上げようと企みを進めていたでしょうし、陰謀が渦巻く中、邪魔になって消された人もたくさんいたでしょう。

https://en.wikipedia.org/wiki/Roger_Dashen

メアリーさんも40代で原因不明の奇病にかかり、ステロイドを大量に服用して治したことがあったそうです。心はタフだったけど、体は弱かったらしく、66歳で亡くなりました。

上の写真は、2010年にアメリカにお墓参りに行った時のものです。メアリーさんと夫は並んで葬られていました。


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