• Ishikawa-legi

美人の老後


高齢者病棟の患者さんの中に、たまに”昔は絶世の美女”だった、というおばあさんがいます。そういう人は鷹揚でゆったり構えていて、他の人とつまらないけんかはしません。

そういう人の夫はたいてい、畳に額をすりつけてその美人にお嫁に来てもらっているので、一生浮気はせず、妻を床の間にたてまつって暮らし、生涯を終えた、という人ばかりです。子どもはたいてい一人です。

その美人が夫を愛していたか、となるとちょっと疑問は残りますが、総じて幸せに過ごしているようです。絶世の美女に生まれついても、美貌を鼻に掛けず、「面の皮一枚の問題だ」とわきまえていれば、ちゃんと幸せな老後が待っている感じがします。

問題は「10人の中で一番美人だ」というレベルの美人ですね・・・。こじらせちゃうと、プライドは高いは、化粧は厚いは、夫は浮気するはで、顔はシミだらけ、家族は仲が悪いの苦労の人生になってしまう気が・・・。

男は力を追求し、女は美を追求するものですが、そこにはまりすぎないように、男も女も気をつけたほうがいいと思うのです。それらを越えて、人として追求するべきものがあるのは明らかですから。


116回の閲覧

最新記事

すべて表示

父と同居開始

「とうとう、父を呼び寄せて同居開始!」と晴れがましく報告するつもりだったが、現実はやはり厳しい。なんだか父の一挙手一投足が癇に障ってイライラが募るし、上の子からも「このままジージの認知症が改善しなければ施設に入れることも検討して!」とLINE が来るし。 なかなか物事はそう簡単にはいかない。今後もっとスムーズに同居が進むといいが…。

「コロナでよかった」「えっ!?」

「でもさー、コロナでよかったよ」と言ったら、子どもに「ええっ!?」と仰天された。私が言い足りなかったのだが、「アメリカが破産した影響がコロナ程度で済んでよかった」という意味だった。 今年2月16日にアメリカは2500兆円だったか、人類史状最高の借金を抱えて倒産した。かなり前から「もう持たない」「危ない、危ない」と言われていた砂上の楼閣だったが、とうとう本当に倒産してしまった。 巨体アメリカが倒れて

© 2016 石川レジティメシー研究所