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茶道のお作法の源流



私は小学校4年から高校生になるまでお茶を習っていました。茶道は”形”からできていて、すべての動作が決められています。飲んだ後の茶わんの拭き方まで全部決まっているのです。お茶碗はお茶拭きで中を「い」「り」と書いて拭くのです。

私は主婦になって家族のお茶碗を洗う時も、無意識にこの茶道の作法通りに洗っている自分を発見することがあります。茶道でならった作法通りに洗うとけっこうきれいに洗えるので、今さらながら”形”というものの合理性を再確認したりしています。

それから私は、カトリックの学校に通っていたので、小さいころから司祭のミサの所作を見知っています。司祭はキリストの血に変わったブドウ酒を聖杯に入れて飲み、そのあと聖杯を白い布巾で拭いて

片付けるのです。

ところが、「茶道の作法は一部、カトリックのミサの作法から取られている」と、今読んでいる本『千利休とその妻たち』(三浦綾子著)に書いてあったので、びっくりしています。そう言われれば、そっくりです。茶道もミサも私は小さいころから見慣れているのに、全然その共通性に気がつきませんでした。

純日本文化だと思っていた茶道が、実はヨーロッパから取り入れたものでした。なんかショックです。


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