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三浦綾子


三浦綾子の『母』を読みました。小林多喜二の母が、息子の拷問死を語る小説です。

三浦綾子は、次のように述べています。

「いったい時代とは何なのか。自然にでき上がって行くものなのであろうか。

私が育った時代、その時代の流れは、決して自然発生的なものではなかったと思う。時の権力者や、その背後にあって権力を動かす者たちが、強引にひとつの流れを作り、その流れの中に、国民を巻き込んで行ったのだと思う。そしてそのために、どれほど多数の人命が奪われ、その運命を狂わされたことか。」

三浦綾子は、権力者の背後にいる人たちの存在に気づいていました。そしてその人たちが強引に国民に仕掛けていることにも気づいていました。

三島由紀夫もジョンレノンも、この背後者の存在に気づいていました。でも私は不覚にも全然気づいていませんでした。私はいままで親体制派で、極限までがんばる人が偉い、とバカみたいに思い込んでいました。私がこの人たちの存在に気づいたのはちょうど2年前です。

でも三浦綾子も三島由紀夫もジョンレノンも、たぶんはっきり認識していなかっただろうと思うことがひとつあります。それはこの狂った人たちが、私たち全員を皆殺しにしたいと思っていて、それを実行中だったということです。だから”どれほど多数の人命が奪われ”ようが、関係ありません。始めから多数を殺すつもりだったので、あの人たちは多数であればあるほど喜んでいたのです。

あの人たちは、私たちから金を搾取して奴隷にして支配する、単にそれだけにとどまらず、私たちの命を根こそぎ奪って、自分たちだけで楽園を作る計画を立てていました。まったく冗談みたいな話で、ほとんどの人が生まれつき性善説なので、こういわれても頭に入りにくく、なかなか理解できないと思います。

でも例えばヤクザは、法律や良心なんか関係なく、邪魔と思う人を殺していきます。この種の人たちがいつの間にか国を乗っ取っていたと考えれば、少しはわかりやすいかもしれません。

権力者の背後にいる人たち、というのは、あこぎで超えぐいヤクザだったのです。20世紀はヤクザが世界を乗っ取って支配していたヤバイ時代だったといえます。第一次世界大戦、第二次世界大戦、イラン・イラク戦争、911、311と、ヤクザ連中はいくらなんでもやりすぎました。

(日本以外の)世界中の人たちが怒り狂っています。私も小林多喜二が警察(ヤクザの言いなりになった体制側)にどんなに残酷な殺され方をしたか、を考えると涙が止まらなくなります。


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