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呪縛「働かざる者、食うべからず」


ネット・サーフィンしてて見つけた記事に、

「イギリスの最下層は生活保護受給者である。彼らは働かずにお金を受け取っている。今や全労働者層から格好の非難の的となっている。」

みたいなことが書いてありました(すいません、配信元がわかりません)

日本社会の最下層は、かつてはいわゆる部落民と言われていた人たちでしたが、今ではイギリスと同様、生活保護受給者です。

先日退院したある生保患者さんは、「入院中何がつらかったって、看護師さんたちから毎日、『私たちの税金やよ!』と責められ続けたことだった。」と言っていました。みな働いても働いてもお金がなく苦しいけど、その原因は生活保護者にあると思い込んで言っているのです。

もし私がロスチャイルド家の一員だったら、”(ロスチャイルド家以外の)人類はみな奴隷” ですから、そりゃ全員に働いてほしいですよ。「働け!働け!」ってなもんで、極限まで働かせますよ。そして上前をはねて贅沢三昧します。もし働かない人がいたら、そういう人は「人間として価値がない」というレッテルを、みんなの頭にたたき込みますよ、当然。

新約聖書「テサロニケへの手紙2」3章10節には『働こうとしない者は、食べることもしてはならない』の句があります。これは本来は誤った終末論に惑わされることなく、落ち着いて日常の労働に励むことの大切さを説くことにありました。

でも後に作為的にそこから離れ、『働かざる者食うべからず』と変えられ、キリスト教を通じて庶民の労働観の操作に利用され、ソ連などの共産主義諸国の憲法にも盛り込まれ、これが日本国憲法の『勤労の義務』にも繋がっているという話もあります。

昔、知人男性が、若いころから全然働かないのを母親に憂われ、陰陽師のところに連れて行かれた、という話をしていました。そしたらその陰陽師が彼の顔を見てすぐに 「いや、この人はすでに十分働いているよ」と言ったそうです。

確かに彼は不思議な力を持っていて、時々えらく深い提言をするので、周りの人間は本当に助かります。彼が職についてお金を稼いでいないからといって、「働いていない」とは言えないなと、今になって思います。

本当は、働く、働かないを問わず、生きていていいんだと思います。33階級のピラミッドで上流―中流―下流の上下関係を作って、さも「上の人は偉い」ように思うのは、錯覚なのだと思います(上の人は全然偉くなく、超汚いというのが実態でした)。 

また「下の人は働かないからダメだ」というのも錯覚で、そういう人もひっくるめて”社会”なのです。みんなそれぞれの場所で楽しく生きている、というのが本来の姿であるべきです。そしてロスチャイルドが来る前は、日本もそういう社会でした。

インドには古来からカースト制度というものがあります。これは上下の厳しい悪の階級制度だと誤解されていますが、実際は”コミュニティ”という性質のものなのだそうです。上下関係ではなく仲間関係なのです。そして一族にたまに生まれてくる異質の者にもちゃんと、生きる場所が用意されています。たとえば『サドゥー』なんかがそうだと思います。

サドゥーは、『修行者』とか『行者』などと訳されていますが、インドには400~500万人いるといわれています。一定の修業をした後、世俗を捨て名前も捨て、法的には死亡者とみなされ、サドゥーになることができます。

サドゥーはインド社会では聖者として尊敬を受けることもある存在だそうです。大麻を吸って瞑想したりしています。この中には発達障害といわれる人たちもたくさん含まれているだろうことは、想像に難くありません。コミュニケーションが下手でも、仕事ができなくても、ちゃんと生きる道が用意されているのです。


                          インドのサドゥー


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