• Ishikawa-legi

子どものペット化


「先生は男に甘い」と言われながら、”ニート”(無業、独身男性数人とこの数年関わってきました。

私はこの年だし、大きな子どももいるし、とっくに圏外だから彼らと関われたのだと思います。

オンナ現役バリバリなら無理だったでしょう。

確かに男性は女性患者さんより、はるかに手間と暇がかかります。

なんででしょうね?

ずっと“社会化”をテーマにしてきました。

女は”家事手伝い”でスルーできるけど、男は社会に出て働かなきゃ無価値化する、そのことすら、最初は気づかなかったです。

とにかく傷つきやすくて、もろくて、ひねくれていて、プライドが高くて、やさしくて、考え方がおかしい部分がある、これが彼らの共通項でしょうか。

なんで私、こんなに男にかかわるのか、自問してみました。

うーん、行きつくところはその母であった、という結末だからかもしれません。

結局どのケースも、その母が”子育て”というものをちっともをわかってない!

ペットの飼育じゃないんだから!

ただエサやって大きくすりゃいいってもんではないし。

自分の好きな時だけかわいがればいいってもんではないし。

お世話に入れ込んで、コンクールに出して、たくさん賞取りゃいいってもんではないし。

ペットと子ども違いは、ペットは自立しなくていいけど、子どもは自立しなければならない、という点だと思います。

それから、ペットは究極自分のために飼っているけど、子どもは親の犠牲を必要とします。

母にペット飼育された娘、というのもたくさんいます。

でもより息子のほうが問題になる、というのは、息子は社会化しなきゃいけないからかもしれません。

そして悲しいことに、母には息子の社会化というのが、どうにも無理な仕事なのです。

どうして男性医師は、この”息子の社会化失敗例(羽化不全)”に深くかかわらないのでしょう?

私なんかよりずっと上手に治せそうなのにね。


23回の閲覧

最新記事

すべて表示

父と同居開始

「とうとう、父を呼び寄せて同居開始!」と晴れがましく報告するつもりだったが、現実はやはり厳しい。なんだか父の一挙手一投足が癇に障ってイライラが募るし、上の子からも「このままジージの認知症が改善しなければ施設に入れることも検討して!」とLINE が来るし。 なかなか物事はそう簡単にはいかない。今後もっとスムーズに同居が進むといいが…。

「コロナでよかった」「えっ!?」

「でもさー、コロナでよかったよ」と言ったら、子どもに「ええっ!?」と仰天された。私が言い足りなかったのだが、「アメリカが破産した影響がコロナ程度で済んでよかった」という意味だった。 今年2月16日にアメリカは2500兆円だったか、人類史状最高の借金を抱えて倒産した。かなり前から「もう持たない」「危ない、危ない」と言われていた砂上の楼閣だったが、とうとう本当に倒産してしまった。 巨体アメリカが倒れて

© 2016 石川レジティメシー研究所