• Ishikawa-legi

「やっぱ、日本人はこうでなきゃ!」


岩手県でカキ養殖業を営んでいるOさんにお話しを伺いました。 Oさんは漁港の海産物加工施設を自前で建てて組合に提供した直後に、その真新しい施設を津波にやられました。

海べりには私用物を建造してはいけない、という規則なので、仕方ない、自分が使いやすいように好きなように建てて、そのあとみんなで使う共同施設として無償で提供したのに、津波にさらわれて、結局借金だけがOさんの元に残ったそうです。ひどい話です。

Oさんはカキ養殖用のいかだも全部津波にやられました。その後みんなで頑張っていかだを手作りして、元の台数まで回復させたそうです。いかだの材料費はどこから工面したのか、きいたところ、9割は補助が出て1割が自腹だったそうです。

では津波による被害総額は大体いくらぐらいか?ときいたところ、「俺んとこは1億円以上かなー」と、フーッと息を吐きながらOさんは答えてくれました。

すごい額です。でもそれ以上に感心したのが、6年でちゃんと津波以前の状態まで戻して、大変だったろうに、それでもあっけらかんと明るく楽しく仕事して、冗談ばっかり言って、そしてボランティアまでしているところです。

全然っ、やられていません。「やっぱ、日本人はこうでなきゃ!」と思って、こちらも元気が出ました。

陸前高田市は、津波で流された平野部には住宅を建ててはいけないことになりました。低地だと、また津波でやられるかもしれないからです。平野部の土地は全部市が買い上げてくれたそうです。そのお金で高台に新しい家を建てることになるそうです。

まあ、それでもいいんだけど、そんなことより、津波を起こした人を弾劾するほうが、ずっと災害予防の効果があると思うんですけど・・・。


『牡蠣のバーニャカウダ』 おいしい!


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