• Ishikawa-legi

Noam Chomsky



娘の彼氏のT君がニューヨーク短期留学に行ってきて、おみやげをもらいました。言語学者ノーム・チョムスキーの『誰が世界を治めるか?』という本です。

T君が書店でこの本を手にしていると、通りがかりの人が、

「この本の筆者の言っていることは、87%正しいけど、13%は正しくない。」

と言ったそうです。

うーむ!実に絶妙な割合です。本当にそんな感じで、この言葉は当たっていると思います。つまり真実の中に少しのウソが混じっているということです。さすがニューヨーク市民はからくりをちゃんと見抜いています。どこかの国民と違って、だまされっぱなしではありません。

T君がちょっと読んでみたら、「よくわからなかった」そうです。そりゃそうでしょう、わざとわかりにくく書いてあるのですから。だからT君、がっかりするには及びません。こういう人たちは、簡単なことでも難しく言ってケムにまくのがお得意なのです。

チョムスキーはユダヤ人のエリート学者です。育児書のスポック博士と同様、プロパガンダを振りまいて社会をある方向へ誘導しようとする一味の命令を受けているのです。でも全部の命令をきいてみんなをはめるわけにもいかない、そんなところがチョムスキーの良心ですね。

日本では東大の学者がロックフェラーの御用学者です。以前、養老猛司氏(東大理Ⅲ卒)の講演を聞いた時もそうだったですけど、話しが肝心要のところに来るとはぐらかす、ごまかす。はぐらかしたそこは、自分たちの悪だくみの核心部なので話すわけにはいかないのです。

そしてエリート臭をぷんぷんさせながら、「これがわからないなら、君ら頭悪いね」みたいな、木で鼻をくくったような態度で見下す。するとついこちらは、わかってないのに「わかった」ような気をせざるを得ない。こういうのが、抜群にうまい。あの人たちの手です。常套手段です。


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