• Ishikawa-legi

家族再生



『子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法』

こんな本を買いました。早く届くといいな。。。

うちの夫は仕事人間で、寝ても覚めても仕事ばかりでした。新婚の頃から、夫は私が仕事から帰ってきてへとへとに疲れているのを押してやっと作ったご飯を20分ほどで平らげて、またダッシュで職場に戻って行き、夜1時、2時に帰ってくる、土曜も日曜も仕事でいない、という生活をずっと続けていました。

私は「うちの子たちは母子家庭だな」と何度も思いました。

私が皿洗いしている横で、論文書いている夫のパソコンのカシャカシャという音を聞いて、何度ブチ切れそうになったか!

「私だって仕事したいよ!論文書きたいよ!」と怒鳴ったこともありました。私と夫は同級生で、キャリア的にはスタート地点は同じなのです。それなのに夫はどんどん昇進していき、私は置いてけぼりをくらいました。

でもどんなに怒鳴ってもブチ切れても、夫には何も通じず、わかってくれることはありませんでした。この本のように、私は夫を憎んでいました。

ある晩、夫の祖父がその昔、夫に言ったという言葉、「男が仕事するときには、家を捨てでも勝負しなければならない時がある」について夫に聞いてみました。ふと、夫がどうもその言葉にとらわれ過ぎているのではないか、という気がしてならなくなったからです。

「あなたは、おじいちゃんが『家を捨てろ』と言ったから、家族をかえりみなかったの?」と。すると夫は「いや、そうではない。仕事にかけるときはそれぐらい厳しい場面もある、という意味だ。」

と答えましたが、私は以前から夫が毎朝仕事に出かける時に、「よし!勝負だ!」と気合を入れていたのを思い出していました。

夫は、「毎日が勝負だから、毎日家族を捨てていた」のです。夫はその後テレビを見続けていたので、その時そのことに思い至ったのか私にはわかりませんでした。でもその晩に、そっと寝床にすべりこんできて、先に寝ていた私に「ごめんね」と小さい声で言ったのでした。

次の日、なんとなく、「まあ、いいか」とほっこり気分でいる自分に私は気づきました。


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