• Ishikawa-legi

1勝


とても嬉しいことがありました。拒食症だった10代後半の女の子が、元気にふっくらして外来にやってきたことです。バラ色のほっぺでニコニコ顔でしっかり会話もしています。

この子は、母と祖母の2代に渡る”イルミナティ子育て”による愛情不足でした。強迫症状、拒食症状、自我障害があり、引きこもりで家庭内暴力、自傷行為、自殺未遂を繰り返していました。彼女は「本当は愛してほしかった。でも無理だった。」とはっきり自分の愛情不足を自覚していました。

彼女は体もとても小さくて、幼く、無表情の冷たい人形のような印象の子でした。愛情が不足すると、心はおろか体まで育たないのだ、とその子を見た時に愕然としたものです。

でも意外なことに、この子の親にしてみたら「愛情はたっぷりあげていた」つもりだったというのです。「ではどうして子どもは愛情不足になったのだろう?」と私が疑問を投げかけると、親は「うーん。たぶんこの子の愛情の受け皿が、あさっての方向を向いていて、親の愛情をキャッチしていなかったせいかもしれない。」と答えました。じゃあ、どうする?と私はその先をのみこんで親とは別れたのですが…。

2週間後(たったの2週間で!)、彼女はピカピカの少女に成長して現れました。うれしかった!彼女に「ちゃんとかわいがってもらってる?」と聞くと、「はい。」とにっこり笑って答えました。

母及び祖母の2代にわたる粉ミルク投入と出産直後の仕事復帰によって母子分離、親本位子育てが行われ、子どもが生存できないほどに未成熟・未分化状態に陥っていたにもかかわらず、父母の必死の努力で、この子は見事に羽化に成功しました。イルミナティ相手に連敗ばかりしていたのですが、やっと1勝をあげることができました!


14回の閲覧

最新記事

すべて表示

父と同居開始

「とうとう、父を呼び寄せて同居開始!」と晴れがましく報告するつもりだったが、現実はやはり厳しい。なんだか父の一挙手一投足が癇に障ってイライラが募るし、上の子からも「このままジージの認知症が改善しなければ施設に入れることも検討して!」とLINE が来るし。 なかなか物事はそう簡単にはいかない。今後もっとスムーズに同居が進むといいが…。

「コロナでよかった」「えっ!?」

「でもさー、コロナでよかったよ」と言ったら、子どもに「ええっ!?」と仰天された。私が言い足りなかったのだが、「アメリカが破産した影響がコロナ程度で済んでよかった」という意味だった。 今年2月16日にアメリカは2500兆円だったか、人類史状最高の借金を抱えて倒産した。かなり前から「もう持たない」「危ない、危ない」と言われていた砂上の楼閣だったが、とうとう本当に倒産してしまった。 巨体アメリカが倒れて

© 2016 石川レジティメシー研究所