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イルミナティ式子育て その6


今日もとことん、打ちのめされました。現在70代のお母さんが40代の時にダブル不倫して出奔し、2つの家庭はめちゃめちゃにこわされたというのに、お母さんは「後悔してない」というのです。

とても上品でいいところの奥さま風お母さんです。実家も旧家で、嫁ぎ先も裕福な会社経営のお家でした。お母さんは社長夫人の座をけって、夫の会社の経理の男性と出奔したのです。

二人の子どもたちは成人してもトラウマを抱え続け、なかなかうまく人間関係を築くことができません。娘のほうは子どもを連れて離婚し、その後未婚のまま前夫とはちがう男性との間に子どもを産んだりもしていました。

娘は二人の子をひとりで育てるにはお嬢さん過ぎて無理なので、お母さんの居所を探し当てて一緒に暮らしています。娘は頻繁に過呼吸発作をおこし倒れて息も絶え絶えになるため、子どもの世話も満足にできず、仕事にもつけません。

母のほうでは相手の男性とは2年ほどして別れていました。相手の男性にも二人の子どもがいましたが、出奔した頃に離婚となっています。

「娘さんは『お母さんに捨てられた』と思ってるんですよ?事をおこせばすべてを失うとは思わなかったのですか?」とちょっと声を荒げて言ってみましたが、お母さんは「家を出たことは後悔していない。あのまま社長夫人でいるより、今の伝統工芸のお店を一生懸命やっている方がいいの。」というばかりでした。

(実は「つの家庭を壊したんですよ?」とさらに追及したのですが、「まあ、向こうの家庭もその前からごたごたしてたし・・・。」と、さほど罪の意識は持っていないようでした。)

この人は、自分のしたことでどれだけ子どもが傷ついたか、については徹底的に無関心なんだなと、母に子を顧みなくするというイルミナティ式子育てのあざとさに、すっかり打ちのめされて家路についた私でした。


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