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イルミナティ式子育て その7



『息子が殺人犯になった』-アメリカ・コロンバイン高校銃乱射事件の加害生徒の母の告白-

先日この本を読んでとても驚きました。なんとアメリカの母親も、日本の多くの母親とまったく同じ”管理子育て”をしていたからです。

コロンバイン高校銃乱射事件は、1999年に男子高校生二人が昼休みの高校でマシンガンを乱射し、死者13人、重軽傷者24人の被害を出し、犯人二人は最後に自殺した事件です。

この本は犯人二人のうちの一人(ディラン・クレボルド17歳)のお母さんが書いた本です。このお母さんはずっと自分のことをいい母親であると思ってきました。事件の前はもちろんのこと、事件の後も、そして今でもそう思っているのです。

お母さんは「よき娘、よき友人、よき妻、よき母親でいれば、神がよい人生を送れるという形で報いてくれる」と信じていました。それなのに息子がこんな非道な事件を起こしたので、神の意思がわからなくなります。そして旧約聖書のヨブのように嘆くのです。「こんな善人の私に神はなぜ苦しみを与えるのか?」と。

このお母さんの信心は一見、キリスト教文化から出たもののように見えますが、でも実はこの言葉の下線部分「神が」を「世間が」に置き換えたら、日本人のお母さんの思っていることと同じになる、ということに気づきます。日本人のお母さんというのは常に「世間から見て、いいお母さんと言われたい」という願望を抱いているのです。

つまりアメリカのお母さんも日本のお母さんも究極のジコチューで、単に自分がほめられたい、評価されたいと思っているにすぎないのです。子どものために、子どもが幸せになるように、子どもがしたいように、という視点はそこにはありません。

母が自分の血を分けた子どもに対してジコチューになったら終わりでしょう!子どもは育つわけありません。これはイルミナティ悪魔主義子育ての実践以外の何ものでもありません。

そしてこのコロンバインのお母さんは、子どもを完璧な人間に育てることでいい母親になろうとし、子どもの生活を徹底的に管理します。礼儀作法、ふるまい、言葉使い、学校、勉強、交友関係など全てに渡って親が決めて、親の言う通りにさせます。子どもの意思はありません。

それにこのお母さんは、私がずっと「これだけはしてはいけない」と思ってきたことも、平気でしています。例えば、私は子どもに「あの子と友だち付き合いをしてはいけない」と絶対に言ってはいけない、と思ってきました。子どもには子どもの世界があって、力関係もあって、その上で決まった友だち関係なので、それを親が禁じるのは子どもがかえってつらい思いをすることになると思うからです。

でもこのお母さんは、子どもの交友関係をくまなくチェックして、「誰とどこへ行くか?何時に帰るか?」と聞いて、必ず相手の家に確認の電話を入れるのです。そして「〇〇とは付き合い禁止」と言ったりするのです。

それから思春期を過ぎた子どもの部屋を家探しするのも、私はやってはいけないことだと思ってきました。でもこのお母さんは、定期的に17歳の息子の部屋を検査して、買い与えていないものがないか、危険物がないかなど細かくチェックしているのです。

子どもが親に言えない秘密を持つことは当たり前のことだと私は思います。私は子どもにすべてを知らせてほしいのではなくて、子どもに幸せになってほしいのです。

日本のお母さんでも、コロンバインのお母さんのように、細かく細かく子どものことを管理する人がいます。子どもメールの中身や、学校の勉強の進捗状況や、クラスの子の親や兄弟姉妹のことやその習いごとの曜日まで、何から何まで知っていないといけないのです。

これでは子どもが破滅するのは当然でしょう。なのにコロンバインのお母さんは事件から17年も経つのに、自分のどこがいけなかったのか全然わかっていません。最初から最後まで「私は愛情を与えてきたのに、なぜ?」と叫び続け、子どもが欲しがる真の愛を実はまったく与えてこなかったことに気づいていません。

この息子が最後に銃で自殺した場面の写真が今でもネットに出回っているのですが、それをうちの子に見せたところ、ため息をついて、「かわいそうに!この子はお母さんに殺されたんだね。」と言いました。

※もう一人の犯人:エリック・ハリス(18歳)の日記

「俺が我慢ならないのは、人が俺に何をしろとか、考えろとか、言えとか、すべて指図しやがることだ!」

https://youtu.be/9qQUic08nzE


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