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Eugenics



これは茨城県北相馬郡利根町・徳満寺に奉納されている「間引き絵馬」の絵です。出産を終えたばかりの母親が、鉢巻を締め、生まれたばかりの嬰児を抑えつけ、そのまま殺そうとするところを描いたものです。江戸末期に描かれたものとされています。

江戸時代には間引きがけっこう普通に行われていたそうです。その目的は主に口減らしだったでしょうが、お母さんはこっそり障害児も間引いたのではないか、と考えられています。育たない子を育てるほど、経済的にも心理的にも余裕ある母親って、今も昔もそんなにたくさんいないと思います。

以前読んだ「ヤノマミ」(国分拓著)という本に出てくる話ですが、アマゾンの奥地に住むヤノマミ族は、産気づくとジャングルの奥へ一人で入って行って出産し、生れたその子をじっと見て、村に連れて帰って育てるか、そのまま殺めて精霊に返すか、その場で決めるそうです。

産褥のお母さんがその時、その場でどうするか決める。村に戻ってきたお母さんの手がからっぽでも、村の男たちは何も言わずそのまま日常生活を続けます。でもそのおかげで、村には障害者が一人もいないそうです。そして村人みんなが元気で陽気でたくましくて仲良くて、ジャングル奥地の野生生活をエンジョイしているのです。

ナチスドイツの優生主義は、「優秀なアーリア民族のみ地球上に生きていていい」ということを、“男が決める”という点が間違っているのではないか、と思います。決めていいのは産んだお母さんだけなのです、絶対に。


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