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道連れ犬


『1月5日、ハンガリーで、数週間前に死亡した飼い主の遺体に寄り添い衰弱した状態の犬(下の写真)が発見され、動物愛護団体によって保護された』(2018年 ロイター/Bernadett Szabo)


引きこもりの子を持つ多くの親が、自分たちが死んだ時、この犬のように自分たちの子も死んでしまうだろうけど、「それは仕方ない」、と思っています。むしろ一緒に死ぬことを望んでいる親もたくさんいることを私はなんとなく感づいています。

親の役目を果たせず、子を自立させられず、ペットの犬のようにずっと家の中で飼っている、そんな状態をどうすることもできず、「ほっといてくれ!」と他人の介入を拒み続け、経済的に困窮し、絶望し荒れ果てた家の中でひっそり死んでいく。

子は自分たちの所有物で、自分たちが囲ってどこが悪い?と何回も言われました。私はこれに対し反論ができません。いくら「成人した子は親の所有物ではなく、社会人だ」と言っても、わかってもらったためしがありません。その子は体は大人だけと、心は未成年だからです。

ペット子のほうでも、「仕事するのは大変だし、コミュニケーションだめだし、このままずーっと家にいて食わしてもらうが楽だ」「なんでわざわざ働きゃいけない?」と思っています。そして自然の成り行きで、「親が死んだら自分も死ぬ」と思っているのです。

昔は村に一人や二人、働いていない風来坊がいたでしょうけど、それでもなんとなく小間使いをしたり、用事をしたりして、それなりにふらふら~っと過ごしていて、決して部屋に引きこもって出てこない、ということはなかったと思います。

今から80年程前にヒトラーたちイルミナティが、日本人をこの世から抹殺する作戦の一環として、「大人になっても未成年のままの人をたくさん作る」と言っていましたが、作戦はみごとに成功しました。凄い作戦だと思います。


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