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霊と家族



『魂でもいいから、そばにいて』(奥野修司 新潮社)を読みました。

この本は2011年3月11日東北地方を襲った津波で命を落とし、死後に魂となって家族の元に現れた17名の方々についての話が書かれています。17名の内訳は、男11名、女6名で、全員があったかくていい魂です。みんな明るい笑顔で現れて「自分は大丈夫だから、心配しないで」と家族を気遣って見守るのです。いわゆる「うらめしや〜」の怨恨と苦悶をうったえる祟りの幽霊は一人もいません。

迎える家族の内訳は、男3名、女14名で、なぜか圧倒的に女が多いです。女14名の内訳は妻4名、母3名、妹3名、娘2名、祖母1名、孫1名です。亡くなった夫が妻の元に現れることが多いというのが、なんだか微笑ましい感じがします。なんのかんの言っても、男にとって妻が心の支えなんだなあ、と思うのです。

一方、亡くなった女性6名は誰に現れたかというと、娘、息子、孫に現れていて、夫に現れたというのは幼い娘と一緒に流されたお母さん1名だけです。女性は主に若い世代の元に現れているのです。

女って社会に出て働いても偉くなれないし、社会的影響力を持つことはほとんどなくて本当につまらない、と腐っていたのですが、ひょっとして家族にとっては果てしなく強い影響力を持つ存在なのかもしれないですね!身内の人の心のよりどころで、慕われて愛されて、子や孫という未来につながることができて、女性でいることはなかなかいいことかもしれないです。

私の半生もフェミニズムに翻弄され破壊されてきたけれど、頑張って踏ん張ってなんとか家族も残したし、これはこれでよかったかもです。あとは孫ですねー。

そして”人工”津波もなんのその、家族パワーはあったか〜くイルミナティ悪魔を溶かしてしまう可能性がある、そんな気がして、「また頑張るぞ!」と思えてきました。


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