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カムバック!お母さん2例


1年間の育児休暇を終えて職場復帰した看護師さんが、1週間ほどでまた休職になりました。職場復帰に際し保育園に預けた赤ちゃんが発熱とけいれんをくり返し、その度に職場を抜け出して保育園にお迎えに行かなきゃいけなくて、全然仕事にならなかったからです。

「きっと、察した赤ちゃんが、『ママ~(涙)』って呼んでるんだね」と、みんなで言い合いました。

ある女医さんは、一人目の子を産んですぐに常勤に復帰しバリバリ働き続けていましたが、ご主人が二人目を欲しいと言ったそうで、6年ほど経ってから二人目を出産しました。出産後はすぐに職場復帰はせずに、家の近くにあるお父さんの病院の手伝いをし、1年ほど経ってから元の職場に復帰しました。

ところが、職場復帰してすぐに上の子が不登校になりました。もう全く学校に行かず、毎日ぼんやりして過ごすようになったため、お母さんはしかたなく職場に連れてきて自分が仕事している間そこに置いておくようになりました。

そこで偉かったのは、留守を預かっているおばあちゃんです。「自分の子は自分で育てなさい」と言ったのです。お母さんである女医さんは、きっぱりポストを捨て職場をやめて家庭に戻って行きました。

本当に、本当に”職業婦人”の生き方は難しい。「仕事も育児も両方完璧」に行くわけありません。だって職業婦人にとっても誰にとっても一日は同じ24時間しかないのだもの。赤ちゃんには時間をかけ、手をかけ、愛情をかけなきゃいけないけど、仕事してたらそんな時間ないもの。実に私の人生はフェミニズムに翻弄された人生でした。


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