• Ishikawa-legi

他人不在の日本社会


日本人である私には、悪とか悪魔とか全然ピンと来ません。なぜなのでしょう?

ひとつには、悪は他人がいる環境でなければ成立しないからかもしれません。この世に自分一人だけなら、悪の行為をしようと思ってもできないのです。

ところが日本人には、「自分」と「他人」という区別が存在しません。あなたも私も全部一緒くたにして一体化した”We”という概念しかありません(このため特にいちいち”We”と断る必要もないので、よく主語は省略されるのです)。つまり日本には他人がいないのです。だから悪も成立しません。

あなたも私も一緒くただと何が起こるかというと、「悲しい」と言っただけで、あなたも私もみんながその感情を共有してしまうという事態が起こります。「私」が悲しいだけなのに、「私」はてっきりあなたも悲しいと自動的に思い込んでしまいます。自動思考です。ひょっとしたら「あなた」は悲しくないのかもしれませんが、そんなことはお構いなしです。

こうなると、相手を傷つけることは自分を傷つけることと同等になるので、利己は利害になるのです(変なの)。なので悪はありえません。悪も悪魔も日本人の頭には成立し得ないので、全くピンとこないのです。

なぜ日本人が伝統的に「あなた」も「私」も一緒くたにするかというと、それは共同体が一致団結して自然災害に立ち向かう歴史があったからだろうと思います。これが生き延びる術だったのでしょう。


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