• Ishikawa-legi

宗教にはまる


患者さんのお母さんで宗教にはまってしまって、「子どもの病気を治すにはお布施が足りない。家を売りなさい。」と言われて、パニックになってしまった人がいます。

そのお母さんは、夫が亡くなって女手一つで三人の子どもを育て、必死に働いて、でもお金がなくて借金して。。。

職場でこのお母さんの話から、「どういう人が宗教にはまるのか?」という話題になって、ある職員が言ってました。「弱いところがあると、宗教にはまってしまうのではないか?」

その職員は、自分は宗教にはまったことは一度もないと言っていたので、では人生の教訓的なものはどうやって学んだのか?と聞いてみたら、おばあちゃんがすごい人で、おばあちゃんから生き方をしっかりがっちり習って、たくさん教えてもらったので、宗教から習う必要がなかったと答えていました。

私は何十年もカトリックにはまっていました。私は核家族で、人生を教えてくれるすごいおばあちゃんと同居していなかったから、聖書から人生の教訓を学ぶより他になかったのだと思います。

両親は共働きで忙しかったし、私のそういうところが弱いところで、だから私は宗教にはまったのかもしれません。

私のカトリック熱は、バチカンのピーター・ハンス・コルベンバッハという人が地震兵器で東日本大震災を起こしたという説があるのを耳にしてから、教会のファサードの大きなキリスト像を見るたびに、「よりによって日本人2万人殺すなんて!」と思うようになり、パタッと冷めてしまいました。

この説が最初から最後まですべて真実だとは思っていませんが、火のないところに煙は立たないというし、こういう噂が立つ土壌がバチカンにあることは間違いないと思います。

そういう悪い”意志”がバチカンにはあるのだということを一旦知ってしまうと、以前から何となく喉に刺さった小さな骨のようにずっと気になっていた部分が、「ああもう、やっぱり!」みたいな気になって、カトリック全部がいやになってしまったのです。

だからといって、私が教会に通った年月がまったく無駄だったとは思っていません。人生には無駄なものが一つもないというのは歳を経るごとに強く実感していることです。私の弱さも無駄もすべてあるところに向かって計画されているものなのだと思います。


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