• Ishikawa-legi

「私は人の子」


知人女性とちょっとした論争になってしまいました。彼女は若い頃はシスターになろうと志していた敬虔なカトリック教徒で、彼女の夫も司祭になろうと神学校に通っていた人です。

私が、

「キリスト自身が『私は人の子(人間)である』と言っている以上、そして聖書のどこにもキリストが『私は神である』と言ったと書いていない以上、私はキリスト教徒であり続けることはできない。」

と言ったところ、彼女は、

「じゃあ今のところはとりあえず、キリストは神か人間かを不問にして、そのまま教会に通えばいいじゃない。」

というようなことを言ったのです。

それは無茶な話です。『キリストは神である』ということを基盤にしてキリスト教が成り立っているのです。そこに疑いを抱いているのに教会に通えるはずないじゃないですか。

「今食べているのは、牛肉か鶏肉か。とりあえず牛肉ということにしておこう。」と明らかにチキン料理なのに、そのまま食べているようなものです(違うか…)

と、ここまで書いてハッと気づきました。そうなんです、これが昔からカトリックの手だったんです。「キリストは神である」と信じていない人も教会に通っていいという、とりあえずなあなあにして、敵も味方も、味噌も糞も一緒に雰囲気の中に丸め込む、みたいな。

そして頑固で丸め込まれない人に、「ふー、困った人ね…。」みたいな罪悪感を抱かせるみたいな。

でももうさすがに、”東北の2万人を殺した犯人の一人はバチカンである”と知ってしまった今の私は、まったく罪悪感は抱きませんでしたけどね。


22回の閲覧

最新記事

すべて表示

「母としての自信がない」

幼稚園の先生方に「AI管理子育ての弊害」と題してお話をしてきた。現代の親の子育てはまるでAIのように完璧に正確に緻密に子ども達を管理している、という話だ。 休憩時間に一人の先生がスーっとよってきて話しかけてきた。「私も自分の子どもたちをAI管理している。子どもたちに悪いと思うが、やめられない。不安で不安でしかたがない。母としての自信がない。」 私には彼女の最後の言葉がどうしてもわからなかった。紛れ

「お金が人生で一番大事」

またショックを受けた。いちいちショックを受けていたらこの仕事はできないのだけど。 「お金が人生で一番大事」と答えた17歳の引きこもり男性がいた(もちろん粉ミルクで育てられた)。 すると、彼の両親が「そう答えるのは普通のことで、私らはなんとも思っていない。今の中学生の50%くらいはそういう考えだし。」と言ってのけたのだ。 私は「みんなが拝金主義だからって、自分の子も拝金主義でかまわないということはな

Formula-Fed Babies

最近ショックだったことは、母乳だけで1歳まで育てられた人は現在の人口の約4分の1しかいないことだ。あとの人は粉ミルクか混合栄養で育った。うちの夫も粉ミルクで育った。 オックスフォード大学の研究では、母乳だけで1歳まで育てられた人のほうが、30歳になった時に学歴もIQも収入も高いそうだ。 他にも海外には母乳で育った人と粉ミルクで育った人の比較研究がたくさんあり、どれも母乳のほうが知性やコミュニケーシ

© 2016 石川レジティメシー研究所