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「そうせざるを得なかった」


認知症になって家族に激しい暴力を振るい入院してきた80代男性というケースが病棟に数人います。全員が家族から毛嫌いされて拒絶されて、引き取り手もないため、長い入院生活を送っています。元社長さんだとか、国家公務員だったとか、立派な方々ばかりなのになぜ?と思います。

この方たちが現役だった頃の時代は高度経済成長期でした。仕事人間で寝る間を惜しんで明けても暮れても仕事をし、家庭は犠牲にすることが美徳とされていました。職場に泊まり込みめったに家に帰らず、転勤や単身赴任を繰り返すことで昇進できる、こんな様子では定年後にうちへ戻ってきても居場所なんかあるわけないじゃないですか。

そんなことを語り合っていたら、後ろで男性師長さんが「そうせざるを得なかったんだよ」とつぶやきました。

うーん、そうかもしれない。でもね、百歩譲ってそうせざるを得なかったのだとしても、何が自分をそういう状況に追い込んだのか、一度は考えなきゃいけないと思います。

「これでいいのか?」「転勤を断ったら昇進できないけど、ヒラのままの自分を受け入れることはできないか?」とかね。その上で、仕事人間を選んだのだとしたら、結果は甘んじて受けなきゃいけません。

確かに日本に高度経済成長をけしかけて、そして潰した(1973年オイルショック)のは、GHQと金融マフィアです。合わせて日本の家庭もめちゃめちゃにしました。転勤族の家庭では子どもがまともに育つことが難しいケースがあるのを色々見てきました。

私もすっかりだまされたクチなので言う資格ありませんけど、でもあえて言いますけど、なぜだまされた?こんな調子では第二のGHQが来た時、またやられるじゃないですか!

私はやっぱり、子どもたちに楽しい未来を残していってやりたい、それだけです。同じ過ちを二度と繰り返さないように、私たちを「そうせざるを得ない」状況に追い込むものは何か?そこんとこはっきりさせときましょう。


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