• Ishikawa-legi

敗戦処理→復興


病棟で看護師さんたちが一生懸命かつ丁寧に高齢者のお世話をしています。

外反母趾の親指の爪が隣の指の皮膚を大きくえぐって潰瘍を作ってしまった患者さんの傷の手当てをする、まだ若い独身の男性看護師。

すっかり認知症が進んでしまい無表情で声も出ないのに、ちょっとでも体に触るとすかさず殴ったり蹴ったりしてくる横暴な性格の元社長さんの腕を持って、叩かれながら屈伸体操してほぐしてあげている中年の女性看護師。

ここにいる患者さんのほとんどは病状がひどくて、かつ今までの色々な成り行きで、家族と一緒に居れない人たちです。それぞれの人生の総括が”こんなことになってしまった”わけで、「こんなはずでなかった」と誰しもが思っていることでしょう。

何かが大きく間違えていたのですが、それを救うのは、ここにいる看護師さんたちのように「まごころ」を持って接することでしかないのだと、この光景を見てはっきり思いました。


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