• Ishikawa-legi

「学校の判断は適切だったのか。」



教育現場で何か起こるたび、「学校の判断は適切だったのか」という論調がメディアに出る。これには明らかに何らかの意図が感じられるが、一体我々をどこへ誘導しようとしているのだろうか。

児童が猛暑の中、校外学習をしなければならない”雰囲気”になったことこそ責められるべきシロモノであり、また、「体調悪ければ、教室に残っていてね。」という雰囲気がなかったことも問題である。

そしてこの窮屈な全体主義的”雰囲気”は、確かに日本固有のものであるが、昔は抜け穴がたくさんがあって、もっと気楽なものだった。

昔は、「いちぬけた~」と言ってのんきに教室に残る彼を見ても、「いいの、いいの」と放っておいて校外学習に行き、帰ってくればまた彼も混ぜて和気あいあいと過ごす、ぐらいの度量が余裕で存在した。

今のように、”雰囲気”が彼を死ぬまで追い詰めたりすることはなかった。となれば、抜け穴をひとつひとつ潰していって抜き差しならぬものにまで浄化させていった魔物がいるわけで、この魔物退治こそ我々が真っ先にせねばならないことであるのは明らかだ。


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