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『日航123便墜落の新事実』 青山透子著 その2


『日航123便墜落の新事実』の著者青山透子氏は、地道に証拠を集めながら次第に真実を見つけていくのですが、真実を関係者に話すと必ず脅されます。

・著者がある新聞記者に知り得た事実を話したところ、「明日からは電車の乗り降りにきをつけたほうがよい、ホームは端っこを歩かないで。」と脅された。(P.74)

・テレビプロデューサーは、「そんなこと言ったらテレビ局全員の首が飛ぶ。日米戦争になるという人もいる。戦争になってもいいのですか?」(P.75)

・複数の日航社員に事故原因について話すと、「そういうことはねえ、今、言っちゃいけないんだよ。私たちが死んだあと、ずっとずっと後にいつかはわかることだから。米軍が絡んでいるんでしょ?たぶんね。」という返事が返ってきた。(P.91)

・元自衛官に話したところ、「核心に近づくと妨害や脅迫が増えてくるから気を付けたほうがよい」という丁寧なアドバイスまでいただいたが、逆に核心はこちらだと、ということを暗示されたようなものだった。(P.158)

実は私も、小さいけど何回か脅されたことがあるのですが、こういう風に脅してくる人というのは、図星を刺されて、怯えて、逆切れして、小心者で、自分本位の保身者なのだろうと思われ、相手の手中に落ちないように毅然としていなければなりません。

著者は、脅してくる人たちについて断罪しています。

・日本人特有の、お上に逆らってもいいことはないといった自己保身の姿勢が潜んでいるのではないだろうか。(P.75)

・それは見えない何かを恐れながら、単に自分の利益と保身を優先して生きていることにすぎない。何を信念としてひびいきているのか、それは己は世間に対して正直な生き方なのか、その答えを今日の日本人一人一人が考えなければならないことである。(P.92)

・長い間、為すべきことを為してこなかった関係者は心の底から詫びなければならない。(P.129)

この本は本当は日本人の弱さについての本ではないか、と思えてきます。


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