• Ishikawa-legi

タブー破り


「平成26年医療保護入院制度が改悪されたこれは厚労省の責任です!」

先日の東京の研修会で、厚労省役人を前に、高らかに演者が言い切った。

すごいね!過去3回のこの手の研修会では、役人は高所から威圧的に物を言い、うちらはご神託のように「ヘヘーッ」と畏ってお言葉を賜っていた。役人に逆らうのはタブーだった。

またケース・カンファレンスでは、質問者が、

「ここで措置入院にするなんて、検察官がおかしい!」

と言うと、座長が、

「そうです、検察官がおかしいのです。みなさん、措置鑑定の際にはきちんと検察官に『ノー』と言いましょう!」

と言って、会場からわーっと大拍手が沸き起こった。

検察官がおかしい、なんて公の場では絶対言ってはいけないことだった。以前はこれを言うと、干される、左遷される、いやがらせされる、など様々な制裁があった。

でももう今や、みんな我慢できないのだ。耐えきれない。どんどん、どんどん、おかしくなって苦しくなる。そしてタブーは破られる。当然だ。遅すぎるぐらいだ。


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