• Ishikawa-legi

老人カラオケ・ハーレム


そこの老人ホームは女性入所者の数のほうが断然多かった。土曜の午後はみんなでカラオケ・タイムで、10人余りの女性と男性が一人、カラオケを楽しんでいた。

しばらくその中にいて気づいたが、そのたった一人の男性が他の女性たちを従えハーレムのように絶対権力をふるっている!

男性が歌う番になり、彼は「静かにしろ!」と一喝する。すると女性陣がみるみる厳しい表情になり、後ろを振り向いて喋っている人を「静かに!」と叱り付ける。まるでヒトラーとナチス親衛隊みたいだ。そしてみんなでじっと彼の歌に聞き入るふりをしている。

彼は、周りの女性誰彼かまわずちょっかいを出し、からかい、まるでドンファン気取りだ。もうおじいさんなのに細身のジーンズをはいて軽快さを演出している。

老人ホームの色恋沙汰については、少ない男性を取り合い、職員(女性)も交えてあれこれトラブルが多発していると聞いている。

だけどやっぱり、「老いらくの恋、いいじゃない?」と世間でどんどん推奨される風潮については私は眉をしかめてしまう。

恋は生殖と切り離してはいけない。生殖に結びつかない恋は、厳しく身を慎まなければ、結局のところ周りも自分も幸せにはなれないのだ。

老いてもなお生殖が可能な状況にある人は(生物学的にも社会環境的にも)、恋をして成就させればいいと思う。

老いていようが若かろうが、ハーレムはだめだ。ハーレムは生殖&育児に適した環境ではないからだ。

”娯楽としての性”など、古来の倫理観をくつがえすような風潮は、すべて電通によるプロパガンダの流布だということを日本人は全員知るべきだ。


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