• Ishikawa-legi

”マイクロ管理”子育て


先日アメリカ人の英会話の先生と、日本の子育てについて話し合っていたら、

「それは、micromanage(マイクロ管理)だ」

と言われた。

うまい!ドンピシャ!座布団3枚!

私はずっとそれを「管理子育て」と呼んでいたけど、それよりもっと強い”マイクロ管理”だ。

試しにmicromanageを検索してみたら、「部下の仕事を、詳細に至るまで管理し、自分で決定を下す裁量をほぼ与えずに監督する」という意味だそうだ。

まさにその通り、日本の母は子どもの生活すべてを選び決定し、子どもには決定させない。何を食べるか、何を着るか、いつ寝るか、どういう勉強の仕方をするか、誰を友だちにして誰は友だちにしないか、こういう時にはなんというか、etc.

当たり前のことだが、こんな育て方をしたら子どもは育たない。わかりきっている。

外来には"身体ばかりデカくて心は幼児"の子どもを連れてくる親が絶えないが、ダメにしてしまってから「先生、どうにかして」と言われてもなあ、といつも思う。まるで枯れた植物を持ってこられて、生き返らせろと言われているみたいだ。

なぜたくさんの親が子どもをマイクロ管理したのか?

私はマイクロ管理子育てはしなかったが、するとたちまちママたちから仲間はずれとなり、「虐待」「ネグレクト」と陰口をたたかれた。

「マイクロ管理ウィルス」は感染力が強くて同調圧力もとても強く、ものすごい勢いで全国的に拡がっている。だれがこのウィルスをまいたのか?

ちなみに調べたら、アメリカでは10年ぐらい前から「マイクロ管理マザー」という言葉は使われており、社会問題化したため、これをやめようという運動がすでにひろまっていた。

なぜこの動きが日本には一切伝わらなかったのだろう? ウィルスをまいた犯人が、情報遮断も図ったとしか考えられない。


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