• Ishikawa-legi

「社会参加したい」


生活保護を受給していたが(生活保護を受給している人は働けない)、「社会参加したい」と思い、働き始めた男性がいた。彼は5年間も無意味に入院していて、退院した頃には60代後半になっていたと思う。

先日、その男性の働いている職場を見に行った。繁華街の店の裏で彼らしくまじめに、一生懸命力をこめて皿洗いをしていた。何もそこまでしなくても、と思うくらい一生懸命力をこめていた。

働くことの矛盾が噴き出しているこの現代社会に、なぜここまでこんなに一生懸命に働くのだろう。彼は「納税者になりたい」とも言っていた。

おそらく生保受給者として暮らすことの屈辱感からだろう。生保受給者は社会から人としての尊厳を踏みにじられるのだ。

この彼の奇特さが犬死にならぬよう、私たちの方にこそ、渾身の力を込めて社会をまっとうに戻さねばならない。


13回の閲覧

最新記事

すべて表示

父と同居開始

「とうとう、父を呼び寄せて同居開始!」と晴れがましく報告するつもりだったが、現実はやはり厳しい。なんだか父の一挙手一投足が癇に障ってイライラが募るし、上の子からも「このままジージの認知症が改善しなければ施設に入れることも検討して!」とLINE が来るし。 なかなか物事はそう簡単にはいかない。今後もっとスムーズに同居が進むといいが…。

「コロナでよかった」「えっ!?」

「でもさー、コロナでよかったよ」と言ったら、子どもに「ええっ!?」と仰天された。私が言い足りなかったのだが、「アメリカが破産した影響がコロナ程度で済んでよかった」という意味だった。 今年2月16日にアメリカは2500兆円だったか、人類史状最高の借金を抱えて倒産した。かなり前から「もう持たない」「危ない、危ない」と言われていた砂上の楼閣だったが、とうとう本当に倒産してしまった。 巨体アメリカが倒れて

© 2016 石川レジティメシー研究所