• Ishikawa-legi

人間を所有するということ


中3の男の子と、小学生の妹と、夫の家族4人で毎晩川の字になって寝ているというお母さんに聞いた。「息子さんの部屋はないの?」

そしたら息子の部屋はあるにはあるのだが、彼はそこへ行きたがらないのだという。

私は半分キレて言った。

「行きたがらないもクソもない!来月高校入学がいい機会だから、息子の部屋に布団を持って行って『今日からここで寝ろ!』と宣言しろ!」

「息子を所有物にするな!」

お母さんはハッとして、「そうなのよね…。」とつぶやいていた。

そのお母さんは徹底かつ強力な管理子育てを行っていて、その結果息子にも娘にも様々な問題が出てきている。それなのに”子の所有”をやめられない。もはや中毒状態だ。

子は物ではない、人だ。だからどんなに幼くても人として扱うべきなのだ。

近来、日本人の奴隷化に成功してしまった人たちがいる。(この人たちが誰なのかについては別の機会に述べることにして)この人たちがまず狙ったのは、日本女性の劣性化であり、これに完璧に成功したため、作戦はすでに次の段階に入っている。

奴隷は人として扱われず、尊厳がなく、所有物である。これがどんなに人の心をつぶすか、ひいてはその民族をつぶすか、彼らは熟知している。

なんとかこのトラップから脱出できないか。私は心の中で「お母さん、がんばれ!」とエールを送った。


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