• Ishikawa-legi

どいねー、人類は全然進歩してない!


創世記カインとアベルの兄弟の物語は、人類最初の殺人として知られている。兄弟ふたりがそれぞれ捧げ物をしたところ、神は弟アベルの捧げ物のほうを気に入ったので、兄カインは嫉妬した。そしてあろうことか、カインはアベルを殺してしまった。

ここで、30代の若い陶芸家が反応した。

「殺すポイントがズレとる!」

確かに。えこひいきされた対象を消してしまったからといって、代わりに自分が愛されるようになるわけではない。えこひいきをするような不公平な神を嫌って、相手にしないならまだわかる。

私がカインならどうするか?「次回はアベルと同じものを神に捧げる。」

若い陶芸家は言った。

「僕はアベルだ。ちょっと陶芸がうまいといって嫉妬されるし、作品が入選したりしても嫉妬される。仲間よりたまたまうまくいったら、面白くないといって叩かれる。」

なるほどー。3千年前に書かれたカインとアベルの物語の頃から、人類はちっとも進歩してない。同じような嫉妬による勘違い殺人が相変わらず起こっている。


0回の閲覧

© 2016 石川レジティメシー研究所