• Ishikawa-legi

救いようがない



『殺ったのはおまえだー修羅となりし者たち、宿命の9事件』(新潮文庫)を読んだ。茫然自失だ。

最後の章の「高速道路で轢死した少女が夢見た『家族の情景』」(平成11年)なんて、モラルゼロが当たり前の世界に住んでいる12歳の少女の話だ。

どれぐらいモラルゼロかというと、彼女は実父に犯されていて、でもそれは彼女の住む地域ではよくあることで、テレクラで知り合った中学校教師に手錠をはめられ車に乗せられ、80キロで走る車から飛び降りて後続車にひき逃げされて死んだのだが、その葬式の席で父親が取材に来た記者から「香典を出さない奴にはしゃべらない」と脅した。

狂ったようにはちゃめちゃだ。こんな風に、救いようのない状況にいる人たちが実は日本にもたくさん、たくさんいるのだ。


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