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山言葉



「山怪(参)ー仙人が語る不思議な話」(田中康弘著)を読んだ。

昔から山で暮らす人たちは山に入ったら里言葉を使ってはならず、山言葉を話さなければならないそうだ。

そして里では絶対に山言葉を話してはいけない。だから部外者は山言葉を聞くことはできない。

山言葉とは一体どんな言葉だろう? 英語みたいなのか? 中国語みたいなのか? 興味津々だが、部外者でしかも女の私がそれを知ることは絶対にできないだろう。

一つだけこの本に載っていたのが、「アビラウンケンソワカ」で、これは阿仁マタギが山で唱える言葉らしい。なーんだ、ちゃんと日本語話者用の発音(浅い息で口先で発音する)の言葉だ。よかった。

同じく、日本には商売の時だけ使う「商い言葉」みたいのがあるらしくて、これは年配の患者さんに唱えてもらったことがある。これもちんぷんかんぷんだが、発音は日本語と同じような発声法の発音だった。

山に入ったら山言葉で話さなければいけないなんて、言葉の持つ力というのは本当に不思議だ。


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