7月4日アメリカ独立記念日にあたり、
「243年前に我々の建国の父が独立を宣言し、神から与えられた権利を守った」
とトランプ大統領が高らかに演説した。
後ろに映りこんでいるのは、ビューティフォーな白人ばかり。”先住民を皆殺しにして建国した血なまぐさい国”のくせして、よく平然と「神から与えられた権利」とか言えるな、と逆に感心する。
これぐらい厚顔無恥でないと、おそらく殺して奪った土地に住み続けていられないのだろう。私なら良心の呵責に負けて発狂しそうになるかもしれない。”インディアン”に返せばいいのに。
「とうとう、父を呼び寄せて同居開始！」と晴れがましく報告するつもりだったが、現実はやはり厳しい。なんだか父の一挙手一投足が癇に障ってイライラが募るし、上の子からも「このままジージの認知症が改善しなければ施設に入れることも検討して！」とLINE が来るし。 なかなか物事はそう簡単にはいかない。今後もっとスムーズに同居が進むといいが…。
「でもさー、コロナでよかったよ」と言ったら、子どもに「ええっ！？」と仰天された。私が言い足りなかったのだが、「アメリカが破産した影響がコロナ程度で済んでよかった」という意味だった。 今年2月16日にアメリカは2500兆円だったか、人類史状最高の借金を抱えて倒産した。かなり前から「もう持たない」「危ない、危ない」と言われていた砂上の楼閣だったが、とうとう本当に倒産してしまった。 巨体アメリカが倒れて