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日本人不全

「年収1,000万円以上の結婚相手が見つかったらいつでも仕事やめる。」

うちの子の職場の女の子たちは、こんなことを言い合っているそうだ。

ちょっと前まで日本人はお金のことは口にしなかった。年収なんて自分のも人のも気にしたことがなかったし、知らなかった。孫正義みたいな人のことは「成金」と言ってバカにしていた。

それが今では年収が人の価値を決め、結婚相手の値踏みになる。平気でお金のことを口にする。

それから最近の日本人は平気で排泄物のことを口にするようになった。昔はとても「うんち」「おしっこ」なんて人前で発音できなかった。この二つのワードは母親が小さい子どもに対してだけ言うのがゆるされていた。

何でもあけすけになった。「別にいいじゃないか」と言われそうだが、こんな風に剥かれて丸裸にされて、”日本人”というシステム自体が壊されていくようで、私はこわい。

去年訪れたアウシュビッツ収容所では、女子トイレに壁がなく、ただ何十個もの穴が並んで開けられていて、毎日2回決まった時間に20秒だけ大勢でそのトイレを使うことが許されている。人間性が剥かれさて丸裸だった。

今の日本人は日本人性を剥ぎ取られて、文字どおりアウシュビッツ収容所の囚人みたいにさせられたのだと思う。

ビルケナウ強制収容所にあったトイレ

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