• Ishikawa-legi

なぜ母は子をダメにしてしまうか?

「こうなることがわかっていて、なんでそれをしたかなぁ?」

私はずっと前から疑問だったことを聞いた。

「わかってないですよ、目先だけですよ。」

と彼はきっぱり言った。

彼の母はいわゆる”教育虐待”をした人だった。彼が幼い頃から過剰に厳しく勉強させ、母の思うように彼の成績が上がらないと、「キーッ!」と癇癪を起こして彼を折檻した。

幼稚園の頃から夜中の1時、2時まで勉強させられ、風呂にも入れさせてもらえず、自分の部屋ももらえず、台所で寝ていたという。彼は小さいころの思い出といえば、暴力だとつらそうに言っていた。

植物の種を植えて芽が出ても、「早く立派に大きくなれ」とばかりにその芽を指でつまんでギューっと上に伸ばしたら、植物は枯れるのは誰でも知っていることだろう。

子どもだってぎゅうぎゅう無理に伸ばしたら死ぬ、ってことは、普通わかりきったことだと思う。彼の母はそれをなぜ敢えてそんなダメなことしたかとても理解できず、私は冒頭のセリフを彼に吐いたのだ。

母のレゾンデートルは、子だ。だから母が子をダメにしてしまえば、それはすなわち自分をダメにしたということだ。なぜそんなことするのか。

「元々ダメなんですよ。」と、親に完全ネグレクトされて育ったもう一人の男性が答えた。元々ダメだから、

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