やっぱり無理

ずっと「何とかならないか」と思ってやってきたが、ダメかもしれない。ダメなものはダメなのだ。できるのは、今後こういう人間を作らないように正しいやり方を地道に広めることだけだ。

粉ミルクで”人工”飼育された人たちのことだ。覇気がなく、泥臭さがなく、シミひとつなく完璧な容姿で、繁殖できない。言語力に欠け、愛する

ことを知らず、時として対人恐怖症を持つ。

粉ミルク飼育は人生の最初に行われたことなので、その後はどうやっても取り返しがつかない。繁殖できず、そのまま朽ち果てるのを待つしかないのだ。

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父と同居開始

「とうとう、父を呼び寄せて同居開始！」と晴れがましく報告するつもりだったが、現実はやはり厳しい。なんだか父の一挙手一投足が癇に障ってイライラが募るし、上の子からも「このままジージの認知症が改善しなければ施設に入れることも検討して！」とLINE が来るし。なかなか物事はそう簡単にはいかない。今後もっとスムーズに同居が進むといいが…。

コロナ・ウィルスを選ぶなんて、なんてうまい作戦だ！

「コロナでよかった」「えっ！？」

「でもさー、コロナでよかったよ」と言ったら、子どもに「ええっ！？」と仰天された。私が言い足りなかったのだが、「アメリカが破産した影響がコロナ程度で済んでよかった」という意味だった。今年2月16日にアメリカは2500兆円だったか、人類史状最高の借金を抱えて倒産した。かなり前から「もう持たない」「危ない、危ない」と言われていた砂上の楼閣だったが、とうとう本当に倒産してしまった。巨体アメリカが倒れて