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カトリック教会の日本人神父が離職した

近所にあるカトリック教会の日本人神父(60代)が離職した、と人づてに聞いた。その教会には昔からイタリア人の神父が多く、その中にたった一人だけ日本人の神父がいたが、その彼が職を退いて老いた母のいる実家へ戻ったそうだ。

その教会へは昔は私も足繁く通ったものだった。それがある時、東北に人工津波を起こして2万人の日本人を殺した首謀者がバチカンの黒教皇コルベンバックだと知ってしまい、それ以来どうしても教会へ足を向けることができなくなった。私は教会へ通うのをやめてしまった。

一介の市井人にすぎない私はそれでよかった。少しずつ緩やかに心の方向転換を図り、カトリック幼稚園に通っていた頃からの私の長いカトリック歴をそれなりに折り合いつけ、矛盾を抱えることなく「あの頃があるから今の私がある」と思い、現在の自分の糧にすることができている。

しかし「神父」を職業としている日本人は、”気づいて”しまえば本当に辛いだろうと想像する。地獄の塗炭の苦しみだろう。身を切り裂くような自己矛盾に陥るにちがいない。信じてきたものが原爆にあったような衝撃で粉微塵になるのだ。

そして今までイタリア人神父の間で過ごして見聞きしてきたことについて、「ああ、あれもそうか、これもそうか」と符合が合い、自分の心魂は自国民を悪魔に差し出すための道具として利用されたのだと気づく。これは拷問並みにキツイだろう。

その日本人神父は1年ほど前から「様子がおかしい」と言われるようになり、うつ状態で電話恐怖症となり、一切電話に出られなくなったそうだ。そして仕事を続けることがまったく困難になり、「修道院で静養しては」という申し出を(もちろん)拒否して、たった一人の母が待つ郷里に帰ってしまったそうだ。

どうか彼がゆっくり時間をかけて癒されて、穏やかな時間を過ごせるようになるよう、心から願ってやまない。

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