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肉断ち

数年前、若い男性患者さんが「肉を食べないようにしている」と言っていたのを聞いてすごく驚いたのを思い出す。若い男性というものは全員が肉志向だと思い込んでいたから。

あの頃にもベジタリアンやヴィーガンは流行っていたが、同時に肉礼賛の風潮も流行っていて、瀬戸内寂聴のような出家した高齢女性まで「私は肉好き」と公言していたので、肉はかっこいい現代知識人になるために必要なのだと思っていた。

あれからだいぶ経つが、私も肉断ちをしてみた。まだたった2ヶ月だが…。

でも何の変化もない。耳鳴りも疲れやすさも湿疹も以前と全く変わりない。強いていえば食費が少し安くなったくらいか。でも何十年も肉ばかり食べていたのだから、短期間肉を抜いたからといって何も変化ないのかもしれない。もう少し続けてみなければ。

日本人は明治になる前はほとんど肉食はしなかった。それには何らかの理由があるはずだ。例えば、肉を食べないほうが温和な性格になるので狭い日本列島で協力して暮らすのに向いているとか、日本の湿気の多い気候で健康でいるには海の中で暮らす魚を食したほうがいいとか(?)

亡き母はめったに肉は食べずメザシばっかり食べていたが、それでも脳出血と乳がんになった。

昔から「四つ足は食うな」というからにはそれなりに理由があるので、もう少し肉断ちを続けてみてその理由がわかるといいなと思っている。

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